フィンランドの食に関して少し…

「フィンランドの食」に関して知りたい!という要望を頂いたのですが、やはり「すーしー」でしょ。
フィンランドの食に関して少し…

グルメに進化するフィンランド

先月はフィンランドのドーナツ屋さんが日本で開店したという事ですが、もう食してみましたか?

だいぶ定着してきた感のある北欧デザインや雑貨の次は北欧食か?と思わせるような勢いをフィンランドには感じますが、そもそも、フィンランドの食に関して何を知っていますか?と聞かれた時に、フィンランドを訪問したことのある人や興味のある人たちは次のようなことを知ってると答えられるのではないでしょうか?

  • サルミアッキ:世界3大まずいお菓子のうちの一つ
  • ベリー:ブルーベリーなどは日本にもかなり輸出されていますね
  • チョコレート:ゲイシャチョコなど日本人の口にも合いますよね
  • 黒パン:ちょっと酸っぱかったりするので好き嫌いはありますね
  • コーヒー:一人あたりの消費量が世界一だったこともあるほど
  • アイスクリーム:こちらも世界一組
  • 魚:サーモン、ニシンなど

他にもメジャーなものがありそうな気もしますが、著者も、上記にプラスアルファなことはさほど知りません。が、今回はあまりがっつりと調べず、生活の範疇で地元民としての視点から下記の点を語ってみようかと思います。

  1. フィンランドの食の歴史
  2. 国内の現状
  3. 世界への現状

今回は1のフィンランドの食の歴史を少しね。

フィンランドの食の歴史

フィンランドはスウェーデンやデンマークのような他の北欧王国諸国とは異なります。王様が今とは異なる権力を持っていた時代、日本は欧米人を「蛮人」と呼んでいたようですが、それに近い感覚でフィンランド原住民は「森の民」として認識されていました。王国とは文明レベルが異なるイメージで。隣国とは地続きであるため日本のように鎖国をしていたというわけではないのですが、他文化との交流も比較的少なく、また、決して裕福であったわけでもないため、国民は「グルメ」とは程遠い生活をしていたようです。

食は楽しむものというよりも生きるために必然のものという感覚はつい10年ほど前までは感じられました。

変化の波は2000年代に入ってからきた感じなのでわりと最近で、2005年あたりからスウェーデンからの波及でしょうか、寿司ブーム到来です。

*フィンランドの流行はスウェーデンの後に波及してくるのが通常。

その頃ABITAも本格的なモダンジャパニーズレストランを開店したいという依頼を受け、日本の給仕(?)などの教育を従業員にしたことを覚えています。

寿司ブームはひとつの例ですが、「食」=「楽しむもの」として本格的な構築がされていったのがこの時期だったのだと思います。

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