自治体・SOTE改革

ユーロ危機のなか厳しい舵取りを強いられているカタイネン連立政権だが、フィンランド国内では自治体や識者の反発などでSOTE改革が思うように進んでいない。SOTE改革とはそもそもどんなものなのか、なぜ必要とされているのだろうか。

SOTE改革はフィンランドの自治体公共サービス改革の一環として社会福祉と医療厚生を取り扱う改革である。

財務省はその目的を下記のように記している。

自治体改革の目的は、フィンランド国民が平等に品質の高い自治体サービスを受けられるよう、 自治体の自治権を強化し、民主化を促進することにある。強固な自治体構造を基盤とし、自治体は基本的なサービスを提供するが、その費用や責任を持てる規模でなくてはならない。

改革の要素としては下記の項目を上げている。

  • 自治体構造法
  • 国と自治体間の責任の分配
  • 資金改革
  • 自治体法の改革
  • 社会福祉厚生法
  • 自治体の役割の評価

サービス構造改革ーフィンランド財務省

自治体には国民に公共サービスを提供する構造単位としての役割があるわけだが、、中でも規模の小さい自治体では福祉や厚生で十分なサービスが提供できず、自治体間で国民が受けられるサービスの差が多くなっているという不平等な現状を打破したいということがこの改革の目的である。

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